しっかり鉄分とれていますか?
寒い冬の朝。
温かい布団から出るのがつらい季節ですね。
私もあと少し、あと少し…と、時計とにらめっこしてしまいます。
コロナ禍で迎える寒い冬。
家に閉じこもりがちになりますが、
以下のような症状に思い当たることはありませんか。
これらの症状には「貧血」の可能性が隠れています。
「貧血」というと若い女の子のイメージですが、中高年の男性にもみられます。
鉄分が不足する原因は、性別や年齢によって異なり、
女性の場合は月経や妊娠、婦人科疾患などで貧血に至るケースが多いです。
しかし中高年期以降の貧血には、注意が必要になってきます。
この時期の貧血には、消化管出血などの病気が背景にみられることが多いと言われています。
初期の消化管出血では自覚症状が少ないため、貧血が病気を見つけるサインになることもあるのです。
鉄分をしっかり摂るポイント
貧血の中でも一番多くみられるのが「鉄欠乏性貧血」。
鉄分不足の偏った食事や無理なダイエットが原因の一つです。
鉄分は吸収率が低く、摂取してもすぐに体内で消費されてしまいます。
また一度不足してしまうと、吸収されにくいために補充が難しくなります。
鉄分たっぷりの食事を!とたまに気合いを入れて摂取するよりも、毎日の食事でコツコツと鉄分を取り入れることが大切です。
鉄分には動物性の”へム鉄”と植物性の”非ヘム鉄”があります。
ヘム鉄は非ヘム鉄よりも約5倍も吸収率が高いです。
さらにへム鉄を多く含む食品は、血液を作るために必要なたんぱく質と造血作用のあるビタミンB12も一緒に摂ることができ貧血により効果的です。
また鉄分は体内でビタミンCの力を借りて吸収されます。
ビタミンCが多く含まれる生野菜やフルーツなどとセットで摂ると吸収率もアップします。
最近では鉄分を強化した乳飲料やヨーグルトも多く見かけられます。
おやつにもこのような食品を積極的に取り入れていきましょう♪
貧血予防のために家族みんなで
毎日コツコツ鉄分摂取を意識してみてくださいね!