年越しそばの由来とは
こんにちは。京都のケータリングレストラン
料理工房ホワイトファミリーです。
今年も残り僅かとなりました。
12月に入るとクリスマスやお正月準備、大掃除など何かと忙しく毎日が過ぎてしまいます。
バタバタと忙しい年の瀬に、何気なく食べている年越しそば。みなさんはその年越しそばの由来をご存知でしょうか。
年越しそばとは大晦日(12月31日)に縁起を担いで食べるそばのことを言います。
その由来は諸説あります。
・長寿祈願
そばは細くて長い食べ物であることから、健康長寿を願って食べるという説。
・厄払い
そばは切れやすいため、一年の厄災を切り捨てて、新しい年が迎えられるようにという説。
・健康祈願
そばの原料であるそばの実は、激しい風雨に打たれても日光を浴びると再び元気に育つことから、健康への縁起を担いで食べるという説。
・金運上昇
金細工職人が散らばった金粉を集めるのに練ったそば粉を使ったため、そば粉は金を集めるという縁起物であるという説。
・運気上昇
鎌倉時代、年を越すのも大変な貧しい人たちが『世直しそば』として振る舞われたそば餅を食べたところ、翌年みんなの運気が上がったと言う説。
このようにいくつもの縁起を担ぐ説があり、とても縁起の良い食べ物であるとされています。
では年越しそばはいつ食べれば良いのでしょうか。迷っているうちに年が明けてしまったと言う方もいらっしゃるかもしれません。
いつが良いと言う決まった時間はない様ですが、厄払いの意味もあるため、年をまたがない方が良いそうです。
今年も一年の締めくくりに美味しい年越しそばを食べて、また新しい一年を良い年にしたいですね。