今年の無病息災を願って
新しい年を迎えました。
本年もよろしくお願いいたします
今年の年末年始は例年に比べ、自宅でゆっくりと過ごされた方が多かったのではないでしょうか。
外は寒い…家でゆっくり…となると、やはり気になるのが食べすぎです。
かく言う私も、あまりお腹がすく時間がないなというような、
よく食べて寝るお正月でした(^-^;
そんな、お正月の胃腸疲れは「七草粥」でリセットしましょう!
七草粥は正月行事として定着しており、
1月7日の朝に食べる風習がありますが、なぜ食べるかご存知ですか?
「正月にご馳走をたくさん食べ、疲れた胃を休めるために食べる」
と言われることが多いですが、本来は、「人日(じんじつ)の節句」という節句の日。
桃の節句や端午の節句などと同じ五節句の一つなんです。
つまり、七草粥を食べることは1年で最初の節句行事になります。
七草粥を食べる習慣は江戸時代に広まったとされており、当時は薬草のような植物が使われていました。
これらを食べることで邪気を払うと言い伝えられていたことから、
年の初めに「無病息災」「豊かな年」であることを祈願する意味をこめた行事として行われていたそうです。
【春の七草のもつ意味】
・セ リ ・・・競り勝つ
・ナズナ ・・・撫でて汚れをはらう
・ゴギョウ ・・・仏様の体
・ハコベラ ・・・繁栄がはびこる
・ホトケノザ・・・仏様の安座
・スズナ ・・・神様を呼ぶ鈴
・スズシロ ・・・汚れのない純白
これらの七草には、冷え予防や整腸作用、解毒作用など様々な効能があり、日本のハーブとも言われています。
七草粥は「おかゆモード」がある炊飯器であれば、簡単に作ることができます。
塩もみした七草を、炊飯器で炊きあがったおかゆに混ぜるだけで完成です!
コロナ禍での無病息災を願いながら、
七草粥で迎える朝食はいかかでしょうか(*^^*)