良い歯でいつまでも健康に
11月8日は「いい歯の日」です!
「いつまでも美味しく、そして楽しく食事をとるために、口の中の健康を保ってほしい」という願いから日本歯科医師会が制定したものです。
みなさんは自分の口の健康を意識していますか?
「口の健康と全身の健康は大きく関係している」ということが近年の研究でわかってきています。
例えば高齢者においては、歯が多く残っている人ほど認知症の割合が少なく、高齢者の寝たきりの原因になりやすい「転倒」をしにくいと報告されています。
”良い歯を保ち、自分の歯を多く残す”ことは、生涯健康な生活を過ごすために、とても大切なことなのです。
食事面においては「良く噛む」ことで口の健康に繋がります。
自分の食事を振り返ってみてください。
以下の項目にいくつ当てはまりますか?
□ 食事が5〜10分程度で終わってしまう。
□ 一口で食べる量が多い。
□ やわらかいものを好んで食べる。
□ 食べていてもすぐ飲み込む。
□ 食べ終わるのが人より早い。
□ 食べながら飲み物を飲むことが多い。
□ 歯と歯の間に食べ物がはさまりやすい。
□ 一人で食べる機会が多い。
ひとつでも当てはまった人は、よく噛めていない可能性があります。
1回の食事時間は20分以上、
できればいつもよりプラス10回噛むことを意識して食事を摂りましょう♪
遠い昔、卑弥呼の時代の食事は、噛む回数が現代の食事のなんと6倍以上もあったそうです!
そんな卑弥呼を象徴した「卑弥呼の歯がいーぜ」は、
噛むことの8大効果を表わしています。
注目すべきなのは「がん予防」の効果もあるという点。
よく噛むことで唾液の分泌が促進され、唾液中のペルオキシターゼという酵素が、食品に含まれる発ガン物質の活性を低下させると言われています。
まさに「噛む」ことで自分の身を守ることができます。
この機会に毎日の”噛む”習慣を見直してみませんか?(*^^*)